コペキチ(@copenl880silver)です。
僕は新旧2台のコペンを所有していますが、どちらの車にもミラー型ドライブレコーダーを取り付けています。
この記事ではL880のケースで、ちょっと失敗した経験を含めてミラー型ドライブレコーダーの取り付け方をご紹介します。
なおリアカメラの設置については、後から場所を変更しています。
始めに取り付けた場所をお伝えした後、なぜ場所を変えることになったのかご説明しますね。
そして最後に、コペンにミラー型ドライブレコーダーを取り付けるメリット・デメリットもお伝えしますでので、ぜひ参考にされて下さい。
ちなみに今回取り付けた機種はCengerというメーカーのフロントカメラが右側にあるタイプのドラレコです。
しかし僕が購入したのが2019年で、すでに取り扱いが無くなっていました。
今付けるなら、LA400に付けたこの商品をオススメします。
説明では当時付けたものを紹介していますので、予めご了承下さい。
作業時間:約5時間
作業難易度: (3 / 5)
それでは早速、見ていきましょう。
コペンL880にミラー型ドライブレコーダーを取り付け!
まずは取り付けに必要な道具を揃えていきましょう。
- プラスドライバー
- トルクスレンチ
- 配線通し
- 内張はがし
- プライヤー
- エレクトロタップ赤
- インシュロック
配線を通すためにルーフロックを取り外す必要があるので、トルクスレンチが必要になります。
エレクトロタップ赤は、バック信号を取るのに必要です。
では、準備が整ったので作業に入っていきましょう。
コペンL880にミラー型ドライブレコーダーを取り付ける手順
では、作業手順を確認します。
- ルーフロックを外す
- サンバイザーとルームランプを外す
- ピラートリムを外す
- ドラレコ本体をルームミラーに取り付ける
- 配線をまとめて助手席側Aピラーから下に通す
- GPSアンテナを設置する
- シガーから電源を取る
- リアカメラの配線を通す
- リアカメラの設置
作業内容は、LA400とほぼ同じになります。
⇒コペンL400のドライブレコーダーの取り付け方!画像付きでご紹介
GPSに関してはGPS無しモデルもありますので、無しを購入された方はGPSの配線は不要です。
僕が付けたのがコチラ↓
Changerというメーカーのミラー型ドラレコです。
11.88インチのモニターですので、結構大きいです。
右側にフロントカメラが付いているタイプですが、すでに取り扱いがありません。
似たようなものは沢山ありますが、このタイプはおすすめしません。
後で詳しくお話ししますが、このフロントカメラ一体式だと本体重量が重すぎて、夏場の暑い環境だと走行中の振動でミラーがお辞儀しちゃんです。
なのでこれからつけるなら、フロントカメラ別になってるタイプがおすすめです。
まずは本体の取り付け準備から始めていきます。
1.ルーフロックを外す
作業はオープンの状態で行います。
本体の配線をピラートリムにはわせる必要があるので、ピラートリムを外すのに邪魔な部品を外していきます。
まずはこのルーフロックから外します。
トルクスレンチ30が必要になりますので、用意してから始めて下さいね。
柄が長い方が使いやすいです。
L880の場合、新車時にネジロック剤でガッチリ固定されてるので非常に固いと思います。
まぁ年数経ってるので、そこまで固いものも少ないとは思いますが。
外れたらカプラーが刺さっているので外します。
無理に引っ張らずにそっと外して下さい。
2.サンバイザーとルームランプを外す
サンバイザーはネジが2本で止まっているだけですので、プラスドライバーで外して下さい。
ルームランプは、カバーを指で左右からつまんで内側に力を入れると爪が外れます。
そうするとネジが2本見えるので、プラスドライバーで外します。
後はカプラーを抜けばOKです。
次にピラートリムを外していきます。
3.ピラートリムを外す
このピラートリムはクリップで止まっているだけですので、端の方から内張はがしなどで浮かしていけば外せます。
クリップだけで止まっているので、外すのはそれほど難しくはないです。
ETCやカーナビなど何もついていない車両の場合、ピラートリムは割と固いかも知れませんのでクリップの破損には十分注意して作業して下さい。
4.ドラレコ本体をルームミラーに取り付ける
まずはドラレコ本体の裏側に付属のゴムバンドを取り付けます。
ゴムバンドは世戸から2番目を利用しました。
一番外側だと緩すぎて固定出来ませんでした。
そしてルームミラーの中央に、ドラレコ本体をゴムバンドの下側を止めて固定します。
この時、ルームミラーの付け根にインシュロックを取り付けるとより強固に固定出来ます。
ドラレコの重みでグラつく時にお試し下さい。
次にドラレコ本体に接続する配線を、まとめてAピラーに通しておきます。
助手席側のAピラーはクリップで固定されてるだけなので、手で浮かせて外してしまいます。
この時外したAピラーが、ガラス面に当たって傷をつけないように注意しながら外しましょう。
このように電源、GPS,バックカメラの配線をテープなどで一つにしてから、配線通しなどを使ってグローブボックスの下からAピラーまで配線を通しておきます。
配線通しが終わったら配線を差しておきます。
次に配線を固定していきます。
5.配線をまとめて助手席側Aピラーから下に通す
必ずドラレコ本体に配線を差してから、Aピラーに向けて配線をインシュロックで純正の配線などに固定して行ってください。
コペンはルームランプ上のスペースが少ないので、逆に最後に配線を刺してしまうと余ったコードを収納するスペースが無くて困ることになります。
インシュロックを使いながら、配線をまとめて下の方に伸ばしていきます。
バックカメラ配線は助手席側の横から通していきます。
電源線とGPSは右側から出しておきます。
電源はそのまま裏をはわせてシガーソケットへ。
バックカメラ配線は、スカッププレートを外して内装の隙間を通して後ろに回します。
内装はがしで浮かせて外します。
クリップだけで止まっているので、1か所浮かせたら簡単に外せます。
そしたら、カーペットの端に配線を隠しながら後ろへ伸ばします。
配線を通し終わったらスカッププレートを戻しましょう。
6.GPSアンテナを設置する
僕はGPSは助手席側のエアコンダクトの上に設置しました。
場所的に見にくいですが、よく脱脂してから貼り付けています。
この場所でちゃんとデータ拾ってますし、特に不具合はありません。
7.シガーから電源を取る
電源はシガーの方を選択しました。
理由は駐車監視を使わないから。
バッテリーの負荷を考えると、駐車監視はいらないかなと感じたんですよね。
駐車監視を使いたい方は、自己責任で常時電源の方を選択して下さい。
8.リアカメラの配線を通す
リアカメラの配線は、スカッププレートの端からカバーの中を通してトランクへとはわせます。
最終的に余った配線はこのようにトランクの角に集めてインシュロックで固定しました。
10.リアカメラの設置
ナンバープレートを外して、この位置にリアカメラを付属の両面テープで固定しました。
配線は後ろの穴から、純正配線を通してある左のグロメットに千枚通しで穴を開けて差し込みました。
手が入らないので、リアバンパーの上部の3カ所の10mmのボルトを外します。
ナンバープレート下の10mmのボルトも外しておきます。
そうすると、手でバンパーを開けば手が入るくらいのスペースが出来ます。
面倒でなければ、リアバンパーを外した方が作業しやすいです。
だけど配線通すためだけにバンパー外すの面倒だったので、僕はこの状態で作業しました。
リアカメラの線は細いので、小さな穴でもこのように通すことができます。
左側だけリアバンパーの固定ネジを外して浮かせてあります。
ただ今なら分かりますが、先にグロメットをトランク内から外してしまえば、ここまで外さなくても配線は通せます。
下の方に見えてる黄色いのがカメラ配線です。
バンパー裏では、純正配線にカメラの配線をインシュロックで固定しました。
次にバック信号をテールランプから取ります。
まずはバック信号線をエレクトロタップに固定します。
次に左テールレンズの、緑に白と銀色が入っている配線につなぎます。
アースは純正のボルトを利用します。(白い部品の横のボルト)
後はグロメットの穴をコーキングで塞いで、バンパーなどを戻していけば完成です。
当時はココに付けるのが一番良いと思っていました
ミラーはアームを動かして、限界まで上の方で合わせてあります。
映りもキレイですし、オートで上書き保存されるので普通に使えます。
僕は常時リアカメラ映像にして、ルームミラー代わりに使ってますね。
コペンにミラー型ドライブレコーダーを取り付けるメリット・デメリット
まずコペンにミラー型ドライブレコーダーを付けるメリットはコチラ。
【メリット】
- 狭い車内で場所を有効活用出来る
- 外から見た時カッコイイ
- デジタルミラーのようにバック映像が見える
実際に付けて走ってみると分かりますが、結構見やすい上にカッコイイです。(特に夜間)
続いてデメリットも。
【デメリット】
- 夜間、後続車のライトが眩しい
- 夏場暑さで本体が下を向く
- アイドリング中振動する
暑さで下を向いてしまうのは、本体が重たいからです。
なのでフロントカメラ別体式がおすすめです。
先程取り付けの説明の時にお話しした、ルームミラーの付け根へのインシュロックは結構効果ありました。
要はこの付け根が振動で動いてしまい、本体がお辞儀してしまうんです。
そこを物理的に固定するという方法です。
2024年5月4日追記
この問題を根本から解決してくれるアイテムと出会いました!
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒ミラー型ドラレコのお辞儀対策!格安ブラケットが想像以上に良かったよ
また、夜間後続車のライトが眩しいので、僕はリアカメラを新しく設置しました。
⇒コペンL880のリアカメラの取り付け!ライセンス灯一体式に変えたよ
これにより、夜間の後続車のライトの眩しさは軽減されました。
そしてドラレコのカメラを移設したので、それも説明しますね。
コペンL880のドラレコカメラの移設
リアカメラをリアバンパーから室内に移設しました。
リアバンパーにリアカメラを付けていると、雨の日は水滴がレンズに付いて見えないし、錆も出てきていました。
なので室内に移すことで、これらの問題をクリアする作戦です!
移設に関して準備したのがコチラの材料です。
ホームセンターで売ってるステーと固定用のビスです。
L型は、3×15×155×35というサイズです。
この字型のは、これしかなかったので選択肢はありませんでした。
M5のさらネジと、ステンのさらネジです。
まずはコの字型のパーツをL字型ステーで挟み込んでステンさらネジとワッシャーと付属のナットで締めます。
上の方にもコの字型パーツを今度は逆さまに取り付けます。
家にステーと同じような黒っぽいハンドルボス用のネジが余っていたので、色味を合わせる意味でそれを使いました。
上のコの字型パーツにリアカメラを取り付けました。
片方は穴位置が合わずにインシュロック止めです。
そして男らしく、センタースクリーンの手前のスペースにさらネジ4本で固定しました。
配線はカバーの下を通して、なるべく目立たないようにしてあります。
僕は内装に穴を開けることに抵抗がないですが、嫌な方は他の方法を考えてみて下さい。
ちなみにセンタースクリーンに貼り付けると結構揺れます。
下側のコの字型は、センタースクリーンに当てるようにして角度を調整しました。
これはグラつき防止のためです。
後ろから見るとこんな感じです。
オープンで試乗しましたが、走行中外れることもなく見やすくなりました。
黒いインシュロックが切れていたので白いので止めていますが、後で黒に変えておきます。
市販で売っているステーも考えたんですが、どうしてもカメラの設置位置がセンターに出来ないのでやめました。
この方法ならセンターに設置出来るので、映りもセンターになりました。
バックに入れると潰れた映像になります。
これが不要ならバック信号は取らなければいいと思います。
配線に関しては、75スケア線でバック信号線を延長し、ギボシを付けてトランクから伸ばして設置しました。
まとめ
今回は、コペンL880にミラー型ドライブレコーダーを取り付けました。
何度も言いますが、フロントカメラは別体式の方が良いです。
コペンはオープンカーですので、どうしてもフロントガラスはアイドリング時に振動します。
なので出来るだけ本体の軽いモデルを探してみましょう。
リアカメラは室内に付けた方が無難です。
バックカメラと役割を分けて、リアの映像を撮るだけにした方が使い勝手が良いですよ!
細かい画像を撮り忘れていたので、後日写メ撮って追記します。
コペンを4スピーカーにしたいならコチラ↓
⇒コペンL880にリアスピーカーを付ける!取り付け方をご紹介します
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⇒コペンL880の雨漏りの原因と解決法!修理費用はいくら?修理期間は?
ぜひ参考にしてみて下さいね!
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