コペキチ(@copenl880silver)です。
僕のコペンL880のリアカメラがいかにも後付け感があって、もっとスマートに取り付けたいって思ってたんですよ。
ナンバープレートの上に設置していましたが、雨の日は水滴で見えないしどうにも使いにくい。
そして夜間走行中は、後続車のヘッドライトが眩しく感じるんです。
このリアカメラはドラレコ用のカメラで、これ一つでバックカメラと兼用で使っていました。
⇒コペンL880にミラー型ドライブレコーダーを取り付け!メリット・デメリットも
そこで考えたのが、ドラレコ用のこのリアカメラは室内に移動し、バックカメラをライセンス灯一体式のものに交換するという作戦です!
そうすれば夜間の眩しさも軽減されますし、バックカメラ映像がドラレコではなくナビに表示出来るだろうって。
今回使用したのは、PayPayフリマで見つけたライセンス灯一体式リアカメラです。
お値段:税込7,800円
ちょっと高いんですけど、必要経費と割り切って購入しました。
今だから言えますが、メルカリで売っている純正の加工品の方が取り付けは楽だと思います。
この商品は加工が必要になります。
作業時間:約8時間
作業難易度: (4 / 5)
※ドラレコ用のカメラの移設は別記事でご紹介します。
それでは早速、取り付けに必要なものからお伝えします。
コペンL880のリアカメラの取り付けに必要なもの
まずは取り付けに必要な道具を揃えていきましょう。
- マイナスドライバー
- 10mmラチェットレンチ
- パイオニア カメラ端子変換コネクタ
- トヨタ・スズキ用車速センサーコネクタ
- ルームランプ用LED
- 電工ペンチ
- ギボシ端子セット
- 配線コネクター(赤)
- アース端子
- 内張はがし
僕のコペンにはカロッツェリアのナビを使っていたので、カメラを使う場合に必要なコネクタを用意しました。
それとナビの裏の配線からバック信号をスマートに取るために、トヨタ・スズキ車速センサーコネクタも使いました。(無くても出来るけどある方が簡単)
こういう加工をする場合は、電工ペンチは必需品です。
では、準備が整ったので作業に入っていきましょう。
コペンL880のリアカメラの取り付け手順(ライセンス灯一体式の場合)
今回は元々付けていたリアカメラを外して、新しくライセンス灯一体式のものを取り付ける手順になります。
同じように現状ナンバープレート上にカメラを設置していて変更したいと思っている方、もしくは新規でリアカメラを設置したい方の参考になればと思います。
では、作業手順を確認します。
- ライセンス灯一体式カメラの防水加工
- ナンバープレートを外しリアバンパーのネジを緩める
- ライセンス灯一体式カメラを設置し配線をトランク内に通す
- ナビの裏の配線をする
- トランクまで配線をひく
難易度高めにしてるのは、ライセンス一体式カメラのユニットの防水加工が必要になるのと配線の距離が長いためで、慣れてる人であれば簡単な作業になります。
それでは順番に見ていきましょう。
1.ライセンス灯一体式カメラの防水加工
まずは上の画像をご覧ください。
左が純正のユニットで、右が今回取り付けるユニットです。
純正はT10バルブを差す穴がありますが、ライセンス一体式カメラユニットには丸い穴が開いているだけでハマりません。
さらにカメラ配線の上にもデカい穴が開いています。
これでは雨水が入ってしまいますね。
このユニットは、実は結構前に購入して放置していたものです。
いつか付けようと思っていて、ずっと寝かせていました(笑)
なのであんまり覚えていなかったんで、再度出品者さんのページを読んでみたんです。
そしたら「ルームランプ用のLEDを使用して下さい」と書いてあるのを見つけました。
あ~なるほど、純正のT10バルブを使わずにルームランプ用LEDにすればいいんだな。
と言うことで買ってきました。
ついでに自己融着テープも買ってきました。
その性質を使用して防水対策をすることが出来ます。
今回はこれで防水対策してみます。
まずはユニットのビス3本を外し、LEDを付属の粘着テープで固定します。
こちら側からビスを外します。
LEDにはT10ソケットが付属していますので、予め取り付けておきます。
カメラに当たらないように場所を探して、僕はこの位置に貼りつけました。
配線は穴から外に出しておきます。
そして自己融着テープでぐるぐる巻きにして、完全に穴を塞いでしまいます。
ついでにカメラ上の穴も塞いでしまいます。
これでユニットの防水対策は終わりです。
結構何重にも自己融着テープで巻いておきました。
結果、水漏れもなく取り付け出来ています。
では車体側の作業に移りましょう。
2.ナンバープレートを外しリアバンパーのネジを緩める
ナンバープレートは2つ10mmのボルトを外せば簡単に外れます。
このリアカメラは取り外して、後で車内に移動させました。
純正のライセンス灯はマイナスドライバーがあると簡単に外せます。
差し込んで少し右側に押すと爪が外れます。
ご覧のように結構汚れていました。
中央の10mmのボルトを外して、リアバンパーを固定している3つの10mmボルトも外します。
配線作業をするため、トランクの内張も剥がしておきます。
手前の黒いカバーも上に引き抜いておきます。
クリップで止まっているだけなので簡単に取れます。
3.ライセンス灯一体式カメラを設置し配線をトランク内に通す
LEDのT10ソケットを差し込み、ここも自己融着テープで防水しておきます。
一応、念のため取り付け前に点灯確認。
ちゃんと光りました♪
光るのを確認したら、リアバンパーの上部を少し手で広げて、配線をトランク内に引き込みます。
この時、純正の配線パッキンがあるんですが、一度外した方が作業しやすいです。
その穴に配線を通しておいて、トランク内でゴムパッキンに千枚通しで穴を開けて配線を通します。
配線を通し終わったら、ここにも自己融着テープを巻いて防水しておきます。
表と裏の両方防水しておきました。
配線はドラレコですでにバック信号線に結線していたので、その線に配線コネクターを使用して結線しました。
初めての方は、緑にシルバーとホワイトのラインが入った線に結線して下さい。
それがバック信号線になります。
黄色い映像ケーブルにも電源線があるので、それも先程と同じバック信号線と結びます。
こうすることで、バックギアに入れた時だけカメラに電源が入るようになります。
赤と黒のケーブルは、カメラの電源線とアース線です。
アースは純正のアースのボルトを使用しました。
後はインシュロック等で配線をまとめておきます。
そしてライセンス灯一体式カメラユニットを取り付けます。
配線を上に収めて、形の通りに押し込んでいけばハマります。
かなりスッキリした印象になりますね。
では次に、ナビ側の配線を終わらせてしまいます。
4.ナビの裏の配線をする
ナビを外すためのパネルの外し方は、長くなるので割愛します。
ナビを手前に引き出したら、車速センサーコネクタのバック信号線(T-BACK)トヨタのバック信号の赤線にギボシを取り付けて差し込みます。
そのまま純正の配線にコネクタを差し込みます。
コネクタを使わない場合は、紫に白のラインが入った配線につないで下さい。
映像配線をパイオニアカメラ端子変換コネクタにつないで、ナビのカメラ端子接続します。
これでナビ側の配線は完了ですので、映像配線をトランクまで引っ張っていきます。
5.トランクまで配線をひく
僕は助手席側のスカッププレート下からシートベルト上のカバーの下を通して、トランクまで引っ張りました。
配線は中央を通っても良いでしょう。
トランク内では、ルーフ開閉のギミックに当たらないよう、壁側を這わせながら設置しました。
これで完成となります。
このように見た目がスマートになりました。
ナビ画面にバックカメラ映像が映ることも確認出来ています。
雨上がりに雨漏りもチェックしてみましたが無事でした。
ドラレコ用のバックカメラでは
押しつぶされたような画像でしたが、
ナビ画面に表示されるのは普通サイズです!
まとめ
今回は、コペンL880に、ライセンス灯一体式リアカメラを取り付けました。
目的はバックの時の見やすさを上げるためです。
実際、バックの時に見やすくなりましたし、見た目もスッキリしました。
ぜひ参考にしながら取り付けにチャレンジしてみて下さい!
コペンの雨漏りに関してはコチラ↓
⇒コペンL880の雨漏りの原因と解決法!修理費用はいくら?修理期間は?
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コペンは自分でいじると愛着が増しますよ(^^♪
それでは良いコペンライフを!
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