コペンのL880kは、純正でクーラントの漏れ対策としてバキュームホースが付いています。
ところが、なぜかLA400には付いてないんですよ。

赤矢印の先が無いでしょ?
つまり、ここからオーバーフローした時に、クーラントが漏れる可能性が高いということです。
大した量じゃないとはいえ、ABSユニットを中心にエンジンルームが汚れやすい状態となっています。
そこでこの記事では、コペンLA400のクーラントの漏れ対策を画像付きで詳しく解説します。
(1 / 5)作業時間:15分
それではまず、準備するものから見ていきましょう。
コペンLA400|クーラント漏れ対策に必要なもの

準備するもの
- シリコンホース内径7mm(8mmでも可)
- ホースクランプ10mm
- ウォーターポンププライヤー(ペンチでも可)
- 配線ガイド
- ニッパー
- マスキングテープ
- インシュロック
シリコンホースの長さは1m。
クーラントは100℃くらいまで熱くなるので、耐熱タイプを購入しましょうね。
少しあまりますが、取り回しを考えるとこのくらいあった方が良いです。
シリコンホースが内径7mmだと、ホースクランプは必要ないくらいキツめに付くのですが僕は一応付けました。
ここは自己判断で。
配線ガイドが無いとホースを下に通すのが大変なので、用意しておいた方が作業は楽です。
インシュロックはホースの固定と抜け防止に使います。
コペンLA400|クーラント漏れ対策手順

まずはシリコンホースの先に、ホースクランプを1つセットしておきます。
まぁ、これは無くても大丈夫そうですが、念のため付けておきます。

そしてクランプを付けた方のシリコンホースの先端を、クーラントタンクのノズルに差し込みます。
下側に突起があるので、そこが完全に隠れるまで差し込んでください。

シリコンホースを差し込んだら、ウォーターポンププライヤーを使ってホースクランプを広げてズラしてノズルに固定します。


こんな感じですね。
次にシリコンホースを、下にある純正の穴に通していきます。

ABSユニット辺りで真上から見ると、このような穴が見えます。

上からこの穴めがけて配線ガイドを通します。

配線ガイドの先端に、シリコンホースをマスキングテープなどで固定します。

そして下から引っ張ります。

下まで通ったら、マスキングテープを剥がして配線ガイドを外します。

走行中にシリコンホースが暴れないように、純正の配線を利用してインシュロックで固定します。
シリコンホースが潰れないように軽く締めます。

シリコンホースの先端に、インシュロックを取り付けて抜け防止をしておきます。
そして先端をカットし完成です。

僕は今回内径7mmのを使いましたが、8mmの方が作業は楽かも知れないです。
クーラントタンクのノズルに差し込むのが結構大変でした。
そしてカラーも透明ではなく青とか赤とかいろいろ売ってありますので、好みの色にするとドレスアップ効果も期待できます。
うちのコペンのリザーバータンクもクーラントが漏れた痕跡がありましたので、これはどのコペンでもやった方が良いと思います。
まとめ:LA400乗りなら必ずやっておきたい作業です

今回行ったクーラントの漏れ対策。
ローブ、セロ、エクスプレイ、GR、全てのLA400で共通の作業になります。
「まだやっていなかった!」という方は、お早目に作業することをおすすめします。
みんカラとか見てると、先人たちが沢山やっているのが分かると思います。
僕もオフ会の時に情報を得て初めて知ったことだったので、情報を知ったらやっておきましょう。
エアコンフィルターの交換方法はコチラ。
⇒コペンLA400kのエアコンフィルターの交換方法!交換サイクルは?
フットライトの取り付け手順はコチラ。
⇒コペンLA400kにフットライトを付けよう!作業手順を画像付きでご紹介
それでは良いコペンライフを!









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