コペキチ(@copenl880silver)です。
先日、銀コペン(L880)の修理の相談で、BARIKI(馬力)静岡店に行ってきました。
※以下馬力
前々から行ってみたかったショップさんです。
以前、鈴鹿のイベントの時は馬力鈴鹿店に寄らせてもらいました。
⇒コペン限定オフ会in鈴鹿サーキット!片道8時間?!過酷なレポート
その時もトラブル相談に、親身になって対応して頂いたのを今でも覚えています。
今回は初の馬力静岡店です。
事前にネットで問い合わせしていて、来店予約をしてから伺いました。
沼津からだと、高速使って約2時間くらいですね。
真夏の昼間に高速走るのは、なかなかスリリングでした。
外気温37度でしたし、傷んでいるラジエターが壊れないか心配でした。
なんとか無事に辿りついて、早速相談することに。
L880の修理の相談
お店に着いて、すぐに店長さんに車の状態を説明しました。
今回の相談内容は5つ。
- ラジエター交換
- タペットカバーパッキン交換
- エンジンの吹けがが悪い
- 塗装が劣化している
- マニュアル化したい
まず、店長さんが運転して僕が横に乗り、同乗走行でエンジンの吹けを確認してもらいました。
確かに吹けないですね、本来はもっと回ります。
エンジン内部、もしくはタービンなど補器類の不具合も考えられます。
との見解でした。
そしてピットで各部をチェックしてもらいました。
まずラジエターに関しては、もう交換時期であると。
そしてタペットカバーのオイルにじみがあるので、こちらもパッキン交換ですが初期型なのでヘッドカバーごとの交換になるとの回答。
やはり初期型はそうなるんですね。
塗装に関しては、特にボンネットとトランクの劣化が進んでいると。
マニュアル化に関しては、馬力的にはおすすめしないと言われました。
理由は、メーターがそのままなので違和感が出ることと、そういう作業はほとんど入らないそうです。
MTに乗りたくなったら、みんなATからMTに乗り換えているらしいです。
ここまでは想定内の回答だったんですが、リフトアップしての説明の時に思わぬ状態が発覚しました。
L880の診断結果
下周りをみながら説明を受けていたんです。
すると、
サビが進んでいますね。
リアの方は穴が開いています。
パネルの継ぎ目も錆が進行していますので、
かなり深いです。
えっ!?
本当だ、穴が開いてる、、。
さらにブレーキも内側がパッドが半分くらい当たっていなくて、ブレーキフルードも漏れが発覚しました。
全体的な診断として、かなりサビが進行していますので、塗装以外を直すとすると約20万円くらいになるというお話でした。
そこから全塗装となると、さらに35~50万円くらいはかかります。
さらにエンジンの吹けを良くするために、エンジンのメンテナンスとなると60万円くらいは必要です。
そして仮にマニュアル化したとすると、総額で160万円くらいかかる計算です。
いや~、参りましたね。
修理で出す金額じゃない。
マニュアル化を諦めたとしても、130万円コースです。
どうしようかと思い、店長に相談しました。
このお店に
マニュアルのL880はありますか?
今は銀色のマニュアルが
2台ありますよ!
馬力静岡店には、現在2台のマニュアル車があるということでした。
そこで見せて頂くことになったんです。
L880のマニュアル車を物色
右から並んでいる銀色の2台のL880がマニュアル車でした。
一番右が、平成20年式(2008年)の走行6万キロの中期型。
その横が、平成22年式(2010年)の6万6千キロの最終型。
2台をじっくり見させてもらって、僕はこのH22年式の最終型が気になりました。
オープン機構も試させてもらい、約20秒で開閉。
パッキン類もキレイですし、室内もキレイ。
エンジンルームは同じ車とは思えないくらいピカピカでした。
まさかここまで程度が違うとは、、、。
これまで乗っていた個体とは、まるで別の車のような状態に驚かされました。
運転席に座ってエンジンを掛けて、窓の開閉やシフトノブの感触などを確かめました。
プライスは125万8千円。
今のを直す金額を考えると、ここでマニュアル車に乗り替えた方が正解かも。
しかも色が同じシルバーなので、今の車の外装パーツなどを移植できるんですよね。
店長さんは押し売りすることもなく、最後はお客さんの判断でという感じで好感が持てました。
考えること30分。
平成22年式L880マニュアルを購入しました!
店長、決めました!
これください。
ありがとうございます!
では契約手続きをしましょう。
という流れで、修理のつもりがマニュアル車への乗り換えとなりました。
移植するパーツは以下の通り。
【外装】
- 純正フロントスカート
- レーシングハマー サイドスカート
- レーシングハマー リアハーフエアロ
- 純正リアスポイラー
【内装】
- モモハンドル
- フロアマット
- カーナビ
- ドラレコ
- リアスピーカー
- メーター・エアコン・ルーム球LED
- バックカメラ
【機関】
- ブリッツ エアクリーナーフィルター
- テイクオフ プッシュンバルブ
- テイクオフ サス&ショック
- 5次元マフラー
- レアマイスターアルミホイール
さらにヘッドライトは新品ハロゲンに交換して、信玄のHIDキット 35W 6000kを入れます。
そして店長さんにシートの相談をしたら、2ndアニバーサリーのレカロが1セットあるよと言われました。
見せてもらうとシミや破れ等もなく、超極上品でした!
これ探しても、なかなか良いものが見つからないんですよ。
もちろん即決で購入させて頂きました。
シートヒータースイッチも手持ちがあったので、ついでに取り付けてもらいます。
そして追加で、馬力フロント&リアのタワーバーを注文しました。
この追加のメニューは、前の車の時にやりたかったメニューなんです。
だからこの機会に全部やっちゃいました(笑)
今回は希望ナンバーで880をチョイス。
納車は2024年8月末の予定です。
防錆処理もやってもらいます。
手続きの待ち時間で、お店を見学させてもらいました。
馬力静岡店を見学しました
店舗入口には、コペンとカプチーノのデモカーが並んでいます。
ブレーキはデカいし、2台ともカッコ良かったです。
店内に入ると販売車が並んでいます。
手前にはエアロの取り付け作業中のコペンがありました。
店長さんをはじめ、元気な事務のお姉さんと黙々と作業する若いスタッフさんの対応が良く、居心地が良いお店でした。
コペンの他に、S660やアルトワークスも展示してありました。
こちらのコペンはボディーコーティング施工車だそうで、ボディーがピカピカでしたよ。
その後ろには、中古パーツが展示してありましたね。
各メーカーのパーツも展示してありました。
これ、L880用のエアクリーナーボックスですね。
先日僕がやった純正エアクリボックスの穴開け加工の製品版って感じです。
⇒L880kのエアフィルターの交換方法!エアクリボックスの穴開け加工も
穴の数が全然違うから、これは吸気効率上がりそう。
せっかくなので記念撮影も。
まさかこれがラストランになろうとは、、、。
パーツ移植のため、この車は売却して置いてきたんです。
ただ外装パーツはほぼ移植するので、見た目はほぼ同じになります。
またここで記念撮影しようと思ってます。
まとめ:BARIKI(馬力)静岡店に行ってきました!修理相談のつもりが!?
決して前の車が嫌になったとかではなく、総合的に考えて箱の程度が良いものを維持した方が金銭的にも気持ち的にも楽だと考えたんです。
そもそも車の状態を知りたくて、遠路はるばる専門店を訪れた訳です。
ただサビがここまで進行していたのは、全く予想外でした。
たまたまお店に同じ色のマニュアル車があったことで事態は思わぬ展開になりましたが、これも何かの縁ですので大事に乗りたいと思います。
前の車は2020年4月に購入し、約4年弱乗りました。
コペンの楽しさを僕に教えてくれました。
今までありがとう!
そしてさようなら。
帰りの電車の中では、ちょっとセンチメンタルな気分になりました。
次の車が納車された時の様子を記事にしましたので、併せてどうぞ。
【参考】
⇒L880k5MTコペンに乗り換えました!記憶に残る納車になりました
⇒コペンのL880とLA400を比較してみよう!買うならどっち?!
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