コペキチ(@copenl880silver)です。
僕が中古で購入したコペンL880は、純正ハンドルでしたが中央のダイハツマークが真っ黒に塗られていて超絶ダサかったんですね。
丁度嫁さんのR2に使用していたMOMOレースハンドルがあったので、ハンドルボスを買って取り付けしました。
今回は、その取り付けの様子をお伝えしようと思います。
作業時間:約1時間
作業難易度: (2 / 5)
それでは早速、取り付けに必要なものからお伝えします。
コペンL880のハンドル交換に必要なもの
まずは取り付けに必要な道具を揃えていきましょう。
- ハンドルボス( OD-234 )
- 取り付け角度微調整スペーサー
- マイナスドライバー
- T30トルクスレンチ
- 絶縁テープ( ビニールテープ )
- 十字レンチ
- マジックペン
ハンドルボスはOD-234という型番です。
エアバック警告灯が付かないようにするためのダミーコネクタも必要です。
取り付け角度微調整スペーサーが無いと、レバー操作がしにくくなります。
トルクスレンチは、そんなに高くないのでセットを持っておくと何かと便利です。
では、準備が整ったので作業に入っていきましょう。
コペンL880のハンドル交換手順
ハンドル交換は純正ハンドルを外して、新しいハンドルを専用のボスを使って取り付けます。
- バッテリーのマイナス端子を外す
- 純正ハンドルを外す
- ハンドルボスを取り付ける
- ハンドルを固定する
- バッテリーのマイナス端子を戻す
それでは順番に見ていきましょう。
1.バッテリーのマイナス端子を外す
エアバック付き車の場合、バッテリーのマイナス端子を外してしばらく時間を置いておきます。
L880の場合、15分以上放置してから作業しましょう。
エアバックのモジュレターに貯まっている電気を抜くための時間です。
爆発する恐れがあるので、必ず時間を置きましょうね。
2.純正ハンドルを外す
純正ハンドルの横に左右共に穴があります。
この穴の先にトルクスネジで固定されていますので、T30のトルクスレンチで外していきます。
どこまで回しても完全には外れませんので、緩められるだけ緩めたらOKです。
この時、ハンドルボスの中にも付属されていますが、長い方でも回せるタイプの方が使いやすいです。
もちろん付属のトルクスレンチでも作業自体は出来ますので、無理に買う必要はありません。
ただ緩めた後に、長い方で回すと簡単に回せるだけの話です。
2本のネジを外せば、このようにエアバック部分が外れます。
ホーンにつながっているギボシ端子を抜いて、エアバックの配線コネクターを外してしまいます。
この黄色い配線がエアバックの配線です。
白いピンをマイナスドライバーで上に持ち上げてから、引き抜いて下さい。
この時、ハンドルを固定しているシャフトのてっぺんに赤い線を書いておきます。
こうしてマーキングしておかないと位置合わせが難しくなりますので、面倒でも必ず線を書いておきましょう。
配線を外したら、ハンドルを左に回してハンドルロックさせます。
ハンドルを一杯に回していくと、カチッと音がしてロックされます。
解除する時はキーを差した状態で、さらにハンドルを回してキーを回すと解除されます。
ハンドルロックさせておかないと、レンチを回してもネジが緩まなくなりますので必ずハンドルをロックさせましょう。
ナットは最後まで外さないで、画像のような状態で止めていきます。
ハンドルの両端を持って、前後に動かしながらハンドルを緩めていきます。
なかなか外れない場合は、上下方向を持ったり色んな角度にこじってみましょう。
先程残しておいたナットは、ハンドルが勢いよく外れた場合ケガをしないようにするための保険です。
ナットが止まっていれば、それ以上は抜けないですからね。
ホーンの配線もボスキットのものに交換しましたので、マイナスドライバーで爪を押しながら外しておきます。
後は先程残しておいた19mmのナットを完全に外せば、ハンドルが抜けます。
ねっ?ハンドルのホーンボタンが真っ黒でしょ?
前のオーナーさん、
ダイハツマーク嫌いだったのかな?
3.ハンドルボスを取り付ける
それでは次に、社外ハンドルを取り付けるためにハンドルボスを取り付けていきます。
今回使用したのは、HKB sportsのOD-234という型番のハンドルボスです。
中味を出してみるとこんな感じ。
このように、必要なものは全てキット化されていますので安心して下さい。
先にエアバックの配線に、付属のダミーコネクタを差しておきます。
このようにコネクタを絶縁テープで巻いておき、車体側のコネクタに差し込みます。
これをやっておかないとエアバック警告灯が付きっぱなしになり、車検に通らなくなりますので注意して下さい。
次にハンドルボスについているカバーを外して、本体を取り付けていきます。
左がハンドルボスキットに付属されていた配線、右が純正の配線です。
せっかくなので僕は新しい方の配線に交換しました。
ホーンの配線をハンドルボスの穴から通しておきます。
この時、先ほどマーキングしておいたてっぺんと、ハンドルボスのTOPという刻印位置を合わせます。
そして19mmのナットを締め込み固定しまます。
エアバックのダミーコネクターは、画僧のように絶縁テープでぐるぐる巻きにして固定します。
次にハンドルボスの取り付け角度微調整アダプターを取り付けます。
これがないと、ハンドルからレバーまでの距離が近すぎて操作しにくくなります。
内容は至ってシンプルに、スペーサーと固定用ボルトと六角レンチが付属されています。
しかし、これがあるとハンドルの位置合わせが劇的に楽になります。
ハンドル取り付け後、右に少し傾いていてシャフトの一つ山分差し替えたら今度は左に傾くなんてことがよくあるでしょ?
その時に左右の微調整が出来ますので、これは必須アイテムです。
4.ハンドルを固定する
今回取り付けるのは、MOMOレースの35Φです。
サイズ的には純正とそれほど変わらないですね。
まずは付属のホーンのアース用金具をハンドルに取り付けます。
付くようにしか付かないので、迷わないと思います。
ハンドルボスのカバーもこの時付けていきます。
TOPに位置にネジを差し込んで仮止めします。
ホーンボタンに配線を差し込んでおきます。
そしてホーンボタンをセットしておいて、カバーをネジで締めます。
上から見るとこんな感じ。
微調整アダプターの厚みのおかげで、レバー操作も自然に出来ます。
僕は最初、
アダプターなしで取り付けてしまい、
後から足しました。
5.バッテリーのマイナス端子を戻す
作業が終わったら、バッテリーのマイナス端子を元に戻します。
この時、エアバック警告灯が点灯していた場合、ディーラーさんで解除してもらはないといけません。
こうなる原因は、先ほど取り付けたダミーコネクターの接触不良によるもの。
こういう場合は、ダミーコネクターの取り付けを再確認します。
じゃないと何度リセットしてもらっても、また点灯してしまいますよ!
■ビフォー
■アフター
はい!完成です!
L880の純正ハンドルは、ボタンなどが無いので社外品に換えても違和感はありません。
LA400はハンドルにオーディオボタンがあるので、ハンドルを換えること自体結構悩みます。
エアバックが無くなってスッキリしました。
社外ハンドルになると、ハンドルを回した時の角度が変わりますので乗りやすくなります。
小さく切っても大きく曲がるイメージですね。
まとめ
今回は、コペンL880にMOMOレースのハンドルを取り付けました。
ハンドル一つ換えるだけでも、車内のイメージが変わります。
そして運転する度に必ず触るものですから、費用対効果も高めです。
ぜひ参考にしながら取り付けにチャレンジしてみて下さい!
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」コペンは自分でいじると愛着が増しますよ(^^♪
それでは良いコペンライフを!
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